2010-02-24 第174回国会 衆議院 総務委員会 第4号
今までの暫定税率は、道路整備のため、道路使用者に特別に負担をいただいていたものでございまして、その意味では非常に、ある意味では応益性が強い。しかし、租税の世界は、もちろん御指摘のとおり応能原則、応益原則、大きく二つございますが、必ずしもどちらかに割り切れるものではないというのも一面の実態であります。
今までの暫定税率は、道路整備のため、道路使用者に特別に負担をいただいていたものでございまして、その意味では非常に、ある意味では応益性が強い。しかし、租税の世界は、もちろん御指摘のとおり応能原則、応益原則、大きく二つございますが、必ずしもどちらかに割り切れるものではないというのも一面の実態であります。
○大渕絹子君 幅広く検討するのはいいんですけれども、道路特定財源の中でそれを一般に使うならば税率を下げろというような議論が自民党内にあるということが報道されておりますので、そこを切り返す手段としては、環境に負荷を与えるという意味では、道路使用者はそれはきちっと認識をしておいてもらわなければならないという観点なんですよね。
二、「道路使用者は、交通整理を行なう係官のすべての指示にすみやかに従わなければならない。」こういう条文についてのお話と承っておるわけでございますが、これは全体の位置づけから見まして交通規制あるいはいわゆる交通整理の問題を取り上げたものでございまして、取り締まりの問題というふうには私どもは理解をいたしてないところでございます。
○松浦(利)委員 私はやはり、その道路使用者が自動車であるという感覚がいただけないのです。トラックの上に品物を積んで走っておるのも道路を利用しておるのですよ。トラックというのは上に乗っておるものを積んで走っておるだけなんです。道路を利用しておるものは直接的に自動車であるけれども、そのトラックの上に積んでおる品物、こういったものは間接的に道路を走っておるのですよ。どうですか、その点は。
つまり道路事情が非常におくれておる、そのときに道路に損壊を及ぼす、これは道路使用者でございます。それからまた道路が整備されることによって便益を受ける、これも道路使用者なんです。
しかしそれには段階がありまして、第一次的に利益を受けるのは道路使用者である、こういうことを申し上げているわけです。
私どもも、道路使用者が道路財源の一部を負担するということは、これはある程度までは考えられます。しかしながら、すでに大衆化された車に対して、さらに取得税を課することは、国民大衆を苦しめ、さらには、産業発展に対して阻害を及ぼすもの、こういうふうに私どもは考えているわけです。
これは道路使用者の側からそういうことが望ましいと思うのであります。 その次に、第四として有料道路の経理計画について申し上げます。 三十一年度予算は道路債券五十億、資金運用部から十億、ガソリン税二十億が引き当てられておるように思われます。
○政府委員(牛島辰彌君) 府県が道路を有しておるから、その上を走るところの自動車の輸送行政も府県がやつていいということには私はならんと思つておるのでありまして、道路は輸送に対するところの手段でございまするので、この道路の建設、改良、維持という点につきましては密接にこの道路使用者の側の意見をも入れて行政を施行されなければならんと思うのであります。
例えばこれは一例ですけれども、今私は税制の根本的変革になると言つたのですが、一例を挙げますと、地方によつては道路を完全にすることは一番優先的であるというようなことを言つて、普通の府県税の中からこれを取るのではとやこやと議会方面の干渉があつてうるさいから、道路使用者の何か利用負担にというような名目でずつと取つていたことがあるのですね。